2010.04.04

はじめに
 今回追加した機能はxsi側での修正が楽であれば使う必要はありません。

 

【ファイルオープン用ボタンの追加】ab
iniファイルとbinファイル名の右横にopen用ボタンを追加しました。
この時[CTRL]を押しているとエクスプローラーが立ち上がります。

dのリストボックスに表示されているファイル名をダブルクリックすると
エクスプローラーが立ち上がります。

【角度補正について】
eの[FixupDegree]を押すと角度補正のダイアログが開きます。

DL直後binファイルはないので全て赤色ボタンになっています。

補正データの有効、無効の選択
メイン画面cのチェックがされていない場合、補正データがあっても無視されます。
メイン画面cのチェックがある場合、補正データに基づきデータが補正されます。

補正データの入力
1.先ず補正するボーンを選びボタンを押します。

2.補正値の入力
  左上のframeにフレーム番号(実際にキーの存在してるフレームを指定してください。キーの無い場合は無視されます)
   valueに補正角度、rotateでrotX,Y,Zを選択し、横のボタンで登録します。
  角度を修正する場合はリストボックスから選択し、角度を入力して再度登録してください。

補正データの削除
1. 削除するボーンのボタンを押します。
2.リストボックスにあるデータをクリックし、[DELETE]キーを押してください。
3.すべての補正データを削除する場合はbinファイルを削除してください。

ボーン選択の解除
 ボーンを選択すると赤色ボタンに変わります。これはスクリプトに出力されることを意味します。
 [CTRL]を押しながらクリックすると解除になります。薄い緑色のボタンは補正データがあるが選択されていない。
 グレーのボタンは補正データがなく選択もされていない状態をあらわします。

スクリプトに出力するボーンの選択について。(Fのボタン)
 [選択(赤)のみ出力]の状態では赤いボタンのボーンを対象にスクリプトを出力します。
 [全てのボーンを対象]になっている場合は各ボタンの選択状態にかかわらず全てのボーンについて 
 スクリプトを出力します。
 この選択は補正データを使うか使わないか、という意味ではなくスクリプトに出力するかしないか、という選択です。

 [反転]を押すと選択状態が逆になります。

 

具体的使い方

この例では前バージョンであったY回転の問題について取り上げています。v1.6(以降)については改善されているので下記のような
状態にはなりません。あくまで参考という事で。

1.先ずxsiに新規シーンを作成しVMD_TEST2のリグをロードします。(VMD_TEST2は今回つま先用IKを追加しました)
2.Vtxs.exeを実行し今回添付したVMD_TEST2.iniをD&Dします。

3.例としてエクサプライズ様パルメパラパラダンスのVMDをVtxsにD&Dします。 この時メイン画面cのチェックは外し、[FixupDegree]では
   [全てのボーンを対象]になっている事を確認してください。
4. xsiでパルメパラパラ.txtを走らせます。
5.VMD_TEST2のHipを選択しアニメーションエディターでrotYの状態を確認します。

本来226フレームでは-360゜のところと332フレームでは-720゜のところが0゜になってしまっています。

もう一つChestのrotYを見てみます。

こちらもHip同様になっている事がわかります。

6.Vtxsにて角度補正を入力します。
 [Hip]のボタンを押した後、左上にあるframe,value,rotateを入力し横のボタンを押して補正データを登録します。

7.[Chest]の補正データを入力します。
[Hip]で入力されたデータをハイライトしたまま[Chest]のボタンを押しrotate横のボタンを押すと選択されたデータがそのまま反映されます。
8.2つのデータが入力されたら[選択(赤)のみ出力]にし[OK]ボタンを押します。

9.メイン画面でbinファイルのチェックを有効にし補正値が反映されるようにします。

10.もう一度パルメパラパラ.VMDをD&Dします。
11.パルメパラパラ.txtをxsiスクリプトエディターにD&Dし実行します。
12. HipとChestのrotYを確認します。

13.逆に回転している部分を削除します。

14.以上で回転については修正できたと思います。

15.最後に[選択(赤)のみ出力]になっている事と補正値がかかっている事をお忘れなく…

 

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